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【移転VLOG #1-5】なぜ、そこまで内視鏡にこだわるのか

なぜ、そこまで内視鏡にこだわるのか。

私たちには、一つの夢があります。

「苦しくない内視鏡を、日本の当たり前にしたい。」

これは開院以来、変わることのない想いです。

なぜ、ここまで内視鏡にこだわるのか。

それは、早期発見・早期治療こそが、健康寿命を延ばす最も大きな力になる
信じているからです。

胃がんは、早期で見つかれば内視鏡で治療できることも少なくありません。

しかし、進行してから見つかれば、大きな手術や抗がん剤治療が必要となり、
命に関わることもあります。

だからこそ、「できるだけ早く見つけること」が何より大切なのです。

私たちは、そのためには胃カメラ以上の検査はないと考えています。


一方で、これまで多くの患者さんを診療する中で、何度も悔しい思いをしてきました。

「昔、胃カメラが本当に苦しかった。」

「もう二度と胃カメラを受けたくなかった。」

そう話される患者さんが、数年後、進行した胃がんで来院される。

もし、あの時もう一度検査を受けてもらえていたら。

もし、「胃カメラは楽だった」と思っていただけていたら。

そう考えずにはいられない患者さんが、決して少なくありませんでした。

苦しかったという記憶によって、本来受けるべき検査を受けなくなってしまう。

私たちは、それを医療における大きな機会損失だと考えています。

だからこそ、当院では全件鎮静下内視鏡検査にこだわっています。

眠っているような状態で検査を受け、
「思っていたよりずっと楽だった。」

そう感じていただくことが、来年も、その次の年も検査を受けようという気持ちにつながる。

その積み重ねが、一人でも多くの命を救うことにつながると信じています。


もちろん、この選択は決して効率の良いものではありません。

内視鏡専門医、高額な内視鏡システム、洗浄設備、複数の看護師・洗浄スタッフ、
リカバリールームなど、多くの設備と人員が必要になります。

健診施設として考えれば、もっと効率的な方法はいくらでもあります。

それでも私たちは、
効率ではなく、患者さんにとって最善の医療を選びたい。

その想いで、新しいクリニックをつくっています。


さらに新しいクリニックでは、胃だけではありません。

肺がんには低線量CT。

大腸がんには大腸内視鏡。

膵臓がんには膵臓ドック。

そして女性の皆さまのために、乳がん・婦人科健診にも対応したいと考えています。

日本人の命を脅かす主要ながんを、一つの施設で、一日で検査できる。

そんな健診施設を目指しています。


私たちがつくりたいのは、検査をする場所ではありません。

「健康寿命を延ばす場所」です。

その第一歩が、苦しくない内視鏡です。

苦しくない内視鏡を、日本の当たり前にしたい。

その想いを胸に、私たちは新しいクリニックで新たな挑戦を始めます。