実は、正常高値血圧~I度高血圧の人は非常に多く、この層が脳心血管疾患を最も多く発症していることが分かっています。
つまり、「重症になる前の段階で対策すること」が最も重要ということです。

「最近、血圧が高めと言われた…」「なんとなく体がだるいけど、これって高血圧のせい?」そんなふうに思ったことはありませんか?高血圧は自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうこともある、非常に身近で重要な健康のサインです。
ここでは、2025年のガイドラインに基づいた最新情報をもとに、高血圧の定義、分類、リスク、治療法、そして日々の予防についてわかりやすくご紹介します。
高血圧が怖い最大の理由は、自覚症状がほとんどないまま、全身の血管や臓器にダメージを与え続ける点にあります。そのため高血圧は「沈黙の病気」とも呼ばれています。血圧が高い状態が続くと、血管の内側に常に強い圧力がかかり、血管は次第に硬く、もろくなっていきます(動脈硬化)。の変化は、ある日突然、重大な病気として表面化します。
高血圧は、以下のような命に関わる病気の強力な原因となります。
これらは、発症すると後遺症が残ったり、日常生活に大きな制限が出たりすることも少なくありません。
特に注意すべきは、120/80mmHgを超える血圧でも、脳卒中や心筋梗塞のリスクが上昇するという事実です。
また、我が国では年間約17万人が高血圧に起因する脳心血管病で亡くなっており、その約40%は120/80mmHgを超える血圧が原因とされています

特に重要なのは、血圧が120/80mmHgを超えた段階から、脳卒中や心筋梗塞のリスクは徐々に上昇するという点です。
「まだ薬を飲むほどではないから大丈夫」「症状がないから問題ない」と思っていても、体の中では静かにダメージが蓄積している可能性があります。
実は、正常高値血圧~I度高血圧の人は非常に多く、この層が脳心血管疾患を最も多く発症していることが分かっています。
つまり、「重症になる前の段階で対策すること」が最も重要ということです。

一方で、高血圧は
によって、将来のリスクを大きく下げることができる病気でもあります。
だからこそ、「症状が出てから」ではなく、「気づいたときから向き合う」ことが大切なのです。
家庭血圧の基準は以下の通り分類されています(2025年ガイドラインより)
特に以下の血圧群には注意が必要です
すぐに受診しなくても構いませんが、減塩・運動・体重管理など生活習慣の改善が必要です。
改善しても血圧が下がらなければ、受診を検討しましょう。
受診を検討または推奨されます。
医師による評価・血圧管理計画の提案・必要に応じた薬物療法が考慮されます。
必ず医療機関を受診してください。
症状がある場合(頭痛、動悸、めまいなど)は、早めに対処することが重要です。
特に以下の血圧群には注意が必要です。
高血圧は「沈黙の病気」とも言われますが、以下のような症状があることも。
高血圧は自分自身でコントロールできる部分が多い病気です。まずは日々の生活の中で「自分の血圧を知ること」から始めましょう。
心と体の健康を守るために、少しずつ、できることから取り組んでいきましょう。
当院では、病気になる前の「未病」の段階から生活習慣病や血圧に関するご相談を承っております。日常のちょっとした不調や健康不安に対しても丁寧に対応いたしますので、「まだ病院に行くほどではないけど気になる…」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。