私たちが目指すクリニックとは?新クリニックの設計を初公開します!
こんにちは。りつの内視鏡クリニック院長の立之です。
2027年春の移転に向けて、新クリニックの設計が少しずつ形になってきました。
今回は、その設計を初めて皆さまにご紹介します。
「新しいクリニックができます。」
それだけをお伝えしたいわけではありません。
この設計には、一つひとつ理由があります。
私たちがどのような医療を目指しているのか。
その想いを形にしたのが、この新しいクリニックです。
私たちの使命は、
「苦しくない内視鏡検査を広め、早期発見・早期治療を通じて健康寿命を延ばすこと。」
この想いは、開院以来ずっと変わっていません。
診療を続ける中で、私は強く感じるようになりました。
「もっと病気になる前から関わることができれば、救える人はもっと増える。」
だからこそ、新しいクリニックでは、治療だけではなく、病気になる前から健康を守る予防医療にも力を入れていきたいと考えています。
実は、ご存じでしたか?
2024年も、日本人の死因で最も多かったのは、悪性新生物(がん)でした。
さらに、がんによる死亡数を部位別に見ると、肺がんが第1位、大腸がんが第2位、膵がんが第3位、胃がんが第4位となっています。
私たちは、この事実を見たときに考えました。
「日本人に多いがんを、どうすればもっと早く見つけられるのだろう。」
医学は日々進歩しています。
胃がんでは、内視鏡検査やピロリ菌の検査・除菌が普及し、大腸がんでは内視鏡でポリープを切除することで、がんになる前の段階から予防できる時代になりました。
肺がんでは低線量CTによる早期発見が期待され、膵がんでも超音波内視鏡検査(EUS)を活用した診断が進歩しています。
つまり、医学は進歩しているのに、健診の当たり前はまだ十分に変わっていない。
だからこそ私たちは、
「日本人に多いがんを、より早く見つけるためには何が必要か。」
という視点から、新しいクリニックを設計しました。
バリウム検査は行わず、全件鎮静下内視鏡検査に対応すること。
低線量CTを導入すること。
膵臓ドックを開始すること。
これらはすべて、日本人に多いがんの早期発見につなげたいという想いから生まれたものです。
出典
厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)の概況」
※日本人の死因を分かりやすくまとめた図表は、
生命保険文化センター「何が原因で亡くなる人が多いの?」
も参考になります。
健診には、さまざまな検査があります。
もちろん、生活習慣病を早期に発見し、予防することも大切です。
しかし私たちは、それだけでなく、
「日本人に多いがんを、どうすればもっと早く見つけられるのか。」
という視点から、新しいクリニックの検査内容と設計を考えました。
医学は日々進歩しています。
胃がんでは、内視鏡検査やピロリ菌の検査・除菌が普及しています。
大腸がんでは、内視鏡検査で前がん病変である大腸ポリープを発見し、切除することで、がんになる前の段階から対策できます。
肺がんでは、低線量CTを用いることで、胸部レントゲンでは見つけにくい小さな病変の発見が期待できます。
膵がんについても、超音波内視鏡検査(EUS)などを活用し、早期発見を目指す取り組みが進んでいます。
だからこそ私たちは、
健診の当たり前も、医学の進歩に合わせて進化させたい。
そう考えています。
これらはすべて、
「日本人に多いがんを、より早く見つけたい。」
その想いから生まれています。
今回の設計で最も時間をかけたのは、内視鏡を中心とした間取りと動線です。
私たちは、
「苦しくない内視鏡検査を、日本の当たり前にしたい。」
そう考えています。
患者さんが迷わず、スムーズに検査を受けられること。
検査後には、プライバシーが守られたリカバリースペースで、ゆっくり休んでいただけること。
健診から必要な検査までを、できる限り一日で受けられること。
そして、スタッフが安全かつ効率的に動き、より多くの方に質の高い内視鏡検査を提供できること。
そのすべてを実現するため、何度も設計を見直してきました。
新しいクリニックでは、バリウム検査は一切行わず、胃・大腸ともに全件鎮静下内視鏡検査に対応します。
バリウム検査で異常を指摘された場合には、診断のために改めて胃内視鏡検査が必要になることがあります。
それならば最初から、直接観察し、必要に応じて組織検査や治療につなげられる内視鏡検査を、できるだけ苦痛の少ない環境で受けていただきたい。
その考えが、新しいクリニックの設計の中心にあります。
鎮静剤を使用した内視鏡検査では、検査後にしっかり休んでいただく環境も重要です。
新しいクリニックでは、プライバシーに配慮したリカバリースペースを設け、周囲を気にせず、ゆっくり休んでいただける設計を目指しています。
患者さんに、
「内視鏡検査が、こんなに快適に受けられるとは思わなかった。」
そう感じていただける場所にしたいと考えています。
新しいクリニックでは、フロアの一部に女性専用のレディースエリアを設けます。
女性医師による婦人科健診やマンモグラフィーに対応し、プライバシーにも配慮した環境を整えます。
「健診を受けたいけれど、少し不安。」
「もっと安心して、落ち着いた環境で健診を受けたい。」
そんな女性にも、心から安心して健診を受けていただけるクリニックを目指しています。
この設計図を見ながら、私が一番ワクワクしているのは、
ようやく、自分が理想としていたクリニックを形にできることです。
バリウム検査に頼らず、胃・大腸ともに全件鎮静下内視鏡検査に対応する。
人間ドック、低線量CT、膵臓ドック、レディースフロアまで備え、日本人に多いがんの早期発見に力を入れる。
これは、単に「大きなクリニックをつくりたい」ということではありません。
日本人に多いがんをより早く見つけ、早期治療につなげ、健康寿命を延ばしたい。
その想いを形にした結果、この設計になりました。
健診を終えた患者さんに、
「こんなに快適に受けられるとは思わなかった。」
「健診に対するイメージが変わった。」
そして何より、
「自分の家族にも勧めたい。」
そう思っていただけるクリニックを目指しています。
将来的には、ここで実現した新しい健診や内視鏡検査の形を、さらに多くの地域へ広げていくことも私たちの目標です。
まだ設計段階ですが、ここから工事が始まり、少しずつ形になっていきます。
完成した姿だけではなく、その過程もブログやYouTubeを通して発信していきます。
地域の皆さまの健康を支え、健診の未来を一緒につくっていけるよう、一歩ずつ進んでまいります。
ぜひ完成まで、一緒に見守っていただけたら嬉しいです。
新しいクリニックでは、バリウム検査を実施せず、胃・大腸ともに全件鎮静下内視鏡検査に対応します。
「バリウム検査の方が手軽なのでは?」
「本当に内視鏡検査の方がいいの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
私たちがバリウム検査を採用しない理由と、全件鎮静下内視鏡検査にこだわる理由について、次回詳しくお話しします。
ぜひご覧ください。