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鎮静剤で眠ったら、検査中のことは本当に覚えていないの?

内視鏡検査を受ける患者さんから、

「眠っている間に終わるって本当ですか?」

「検査中のことは覚えていないのですか?」

「気づいたら終わっていた、という話を聞いたのですが本当ですか?」

といったご質問をよくいただきます。

結論から言うと、多くの方は検査中の記憶がほとんど残りません。

実際に検査後、

「もう終わったんですか?」

「これから検査だと思っていました」

「気づいたらベッドで休んでいました」

とおっしゃる患者さんも少なくありません。

なぜ記憶が残りにくいのでしょうか?

鎮静剤には不安や緊張を和らげる作用だけでなく、記憶を作りにくくする作用があります。

そのため、完全に意識がなくなっているわけではなくても、後から振り返ると検査中の出来事をほとんど覚えていないことがあります。

 

「少し話した気がするけれど覚えていない」

「途中で名前を呼ばれた気がする」

「眠っていたような感覚だった」

という感想をいただくこともよくあります。

全員がまったく覚えていないわけではありません

一方で、

  • 検査が始まったことは覚えている
  • 途中で少し目が覚めた
  • 医師や看護師と話した記憶がある

という方もいらっしゃいます。

 

鎮静剤の効き方には個人差があり、年齢、体格、体調、普段のお酒の量、不安や緊張の程度などによっても変わります。

そのため、「全員が完全に記憶を失う」というわけではありません。

当院が大切にしていること

私たちは単に強い鎮静剤を使って眠らせることを目標にしているわけではありません。

大切なのは、

「安全を確保(最優先)しながら、苦痛や不安をできるだけ減らすこと」

です。

鎮静が深くなりすぎると、呼吸が弱くなったり血圧が低下したりすることがあります。

そのため当院では、患者さん一人ひとりの年齢、体格、既往歴、全身状態に合わせて鎮静剤の量を細かく調整しています。

もちろん100%ではありません

もちろん、全員の方に「まったく苦しくない検査」をお約束できるわけではありません。

鎮静剤の効き方には個人差があり、中には検査中の記憶が残る方や、多少の違和感を感じる方もいらっしゃいます。

当院では独自の品質管理指標として、検査後に「苦しかった」と訴えられた症例をすべて記録し、担当医へフィードバックを行っています。

2026年1月から5月までに実施した胃カメラ・大腸カメラ検査2,960件のうち、苦痛を訴えられた患者様は18名でした。つまり99.4%の検査では苦痛の訴えはありませんでした。

もちろん、すべての患者様に100%苦痛のない検査をお約束できるわけではありません。しかし当院では、検査後のご意見を真摯に受け止め、苦痛の少ない内視鏡検査を追求し続けています。

私たちは現状に満足することなく、より安全で、より苦痛の少ない内視鏡検査を目指して日々改善を続けています。

「こんなに楽ならもっと早く受ければよかった」

「次回も鎮静剤を使いたい」

「以前受けた内視鏡とは全然違った」

こうしたお声をいただくことがあります。

検査後に患者さんからいただく言葉の中で、私たちが最も嬉しい言葉の一つです。

大腸がんや胃がんは、早期に発見できれば治療できる可能性が高い病気です。

しかし、「苦しそうだから」「怖いから」という理由で検査を先延ばしにしてしまう方も少なくありません。

鎮静剤を使用した内視鏡検査は、そのハードルを下げるための有力な選択肢の一つです。

 

院長からひとこと

私は患者さんに、「気づいたら終わっていた」と感じていただける内視鏡検査を目指しています。

もちろん安全性が最優先ですが、苦痛や恐怖心のために検査を避けてしまう方を一人でも減らしたいと考えています。

内視鏡検査に不安がある方や、過去につらい経験をされた方は、ぜひ一度ご相談ください。

苦しくない内視鏡検査の方法を一緒に考えていきましょう。

🔗 りつの内視鏡クリニック公式サイトはこちら
👉 https://ritsuno-endoscopy.com/