「トイレで血がついていた…」
「便に血が混じっていて不安」
血便は決して珍しくない症状ですが、放置してはいけないケースもあります。
この記事では、血便の原因・考えられる病気・受診の目安を、医師の立場からわかりやすく解説します。
血便とは、便に血が混じる、または排便時に出血が見られる状態を指します。
出血の色・量・痛みの有無によって、原因となる病気は大きく異なります。
🔴 鮮やかな赤い血(鮮血)
主に肛門や直腸など、出口に近い部位からの出血でみられます。
・痔(いぼ痔・切れ痔)
・虚血性腸炎
・直腸炎、潰瘍性大腸炎
・憩室出血
・感染性腸炎(O157、カンピロバクターなど)
・直腸ポリープ・直腸がん
👉 比較的肛門に近い場所からの出血が多いのが特徴です。
🟥 暗赤色の血
大腸からの出血でみられることが多く、注意が必要です。
・虚血性大腸炎
・憩室出血
・潰瘍性大腸炎
・感染性腸炎(O157、カンピロバクターなど)
・大腸ポリープ
・大腸がん
👉 大腸の病気が隠れている可能性があります。
⚫ 黒い便(タール便)
胃や十二指腸など、上部消化管からの出血で起こります。
・胃・十二指腸潰瘍
・胃がん
・食道胃静脈瘤、マロリーワイス症候群、GAVEなど
👉 早めの受診が必要な重要なサインです。
様子を見てよい可能性があるケース
・排便時に毎回いぼ痔が切れて出血する
・痛みがあり、下痢を伴う血便
・出血が少量ですぐに止まり、繰り返さない
※ ただし、自己判断は禁物です。
参考)のっぽ先生の内視鏡クリニック
**音が大きく出ます注意してください!**
次のような場合は、早めの受診をおすすめします。
・痛みがないのに血が出る
・血便を繰り返す
・便が細くなった、下痢と血便を繰り返す
・貧血、体重減少、腹痛を伴う
・40歳以上で初めての血便
👉 大腸の病気が隠れている可能性があります。
血便の原因として最も多いのは痔ですが、
大腸がんや大腸ポリープでも血便は起こります。
特に、
・痛みのない血便プレビュー (新しいタブで開く)
・暗赤色の血便
・健康診断で便潜血陽性を指摘されたことがある
このような場合は、大腸内視鏡検査で確認することが重要です。
大腸内視鏡検査では、
・出血の原因が痔か、大腸の病気か
・ポリープやがんの有無
・炎症や潰瘍の状態
を直接確認できます。
必要に応じて、その場でポリープ切除が可能な場合もあります。
血便は「様子見で大丈夫なこと」もあれば、
早期発見が重要な病気のサインであることもあります。
「大したことなかったら恥ずかしい」
「忙しくて後回しにしている」
そう思っているうちに時間が過ぎてしまうことも少なくありません。
人生で一番若いのは「今」です。特に40歳以降の方は、早めの確認が安心につながります。
・血便の原因は痔から大腸がんまで幅広い
・色・量・痛みの有無が重要なヒント
・40歳以上の血便は要注意
・内視鏡検査で原因をはっきりさせることが安心への近道
当院では、苦痛に配慮した内視鏡検査を行い、患者さんの不安を減らすことを大切にしています。
血便でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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👉 https://ritsuno-endoscopy.com/