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院長ブログ

腹痛の原因の多くは「過敏性腸症候群」?

腹痛=深刻な病気ではないことがほとんどです

日常的に感じる腹痛の多くは、ストレスや生活習慣の乱れが原因となる「過敏性腸症候群(IBS)」によるものが最多です。
「なんとなくお腹が張る」「下腹部が周期的に痛む」「下痢や便秘を繰り返す」といった症状は、IBSの典型的なパターンです。

当クリニックにも「長年腹痛が続いているけれど、病院で検査をしたことがない」「薬を飲んでもなかなか改善しない」といったご相談が多く寄せられています。


ただし、「まれに」重大な病気が隠れていることも

腹痛の多くは機能性のもの(器質的な異常がない)ですが、ごくまれに、内視鏡検査によって胃がん・大腸がん・潰瘍性大腸炎などが見つかるケースもあります。

特に以下のような方は、念のため一度、内視鏡検査でしっかり確認しておくことをおすすめします:

・ 40歳以上で、以前にはなかった腹痛が続いている

・ 排便に異常がある(血便・黒い便・極端な便秘や下痢)

・ 急に体重が減った、食欲がない

・ 夜中に腹痛で目が覚める

・ 家族に胃腸の病気の既往がある


内視鏡検査は「除外診断」としての役割もあります

腹痛の原因がIBSであることを確認するためにも、他の疾患をきちんと除外することが大切です。
当院では、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)によって、炎症や腫瘍の有無を丁寧に確認し、安心できる診断につなげます。


相模原市で腹痛にお悩みの方へ / 相模原市のりつの内視鏡クリニック

「何科を受診すればよいかわからない」「内視鏡検査は怖いイメージがある」という方でも、当クリニックでは初診から丁寧にお話を伺い、本当に検査が必要かどうかを一緒に考えていきます。

無理に検査をすすめることはありませんので、まずはお気軽にご相談ください。